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世界の言葉で音楽『音楽と暮らそう』カレンダー5月はモンゴル [雑貨]

早いものでもう5月です。


世界の言葉で音楽『音楽と暮らそう』カレンダー
5月はモンゴル
です。

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モンゴル語で「音楽」は
「Дуу хөгжим(ドゥー ホゥグジム)」

(「Дуу」は「歌」らしく、
音楽は「хөгжим」だけかもしれません。)

モンゴルの代表的な楽器は
馬頭琴
を選びました。
モンゴルで馬頭琴はモリンホールと言います。

モリンホールは
弦の本数が2本の擦弦楽器で、
モンゴル語で「馬の楽器」という意味です。
楽器の棹の先端部分が馬の頭の形をしているため
日本では中国と同じ馬頭琴と呼ばれます。

弦は馬のしっぽの毛を束ねて出来ていて、
馬のしっぽの毛を張った弓で弾きます。

モンゴル語で「幸運」を
「ヒーモリ(風の馬)」と呼ぶため
馬頭琴を弾くとその家に幸いが訪れると
考えられているので
お祝い事などで弾くそうです。


馬頭琴の由来は
日本では「スーホの白い馬」という話が有名ですが、
現地では「フフーナムジル」という話が
有名です。
その話を簡単に紹介します。

「フフーナムジルという青年が
ジョノンハルという
夜になると翼の生える不思議な馬を持っていました。
青年はその馬に乗り、
毎晩遠くに住んでいる恋人に会いに行っていました。
ところが、フフーナムジルに恋する別の女性が
嫉妬のため馬の翼を切ってしまい、
馬は死んでしまいました。
フフーナムジルは馬を失い
恋人にも会えなくなってしまったため、
とても悲しみ、馬頭琴を作りました。」
というような話です。


私が馬頭琴を好きになったのは
らくだの涙」という映画でです。
モンゴルの遊牧民の話で、
風景や人々や 馬頭琴の音色がとても素朴で素敵だったのです。


最近(かな?)馬頭琴を実際に弾いてみる機会があり、
本当に素敵でした。
是非手に入れて弾きこなしたい!と
かなり本気でもくろんでいるのです。


風が爽やかな5月。
モンゴルも爽やかな風が吹いているんだろうな。
馬頭琴とともにホーミーという喉歌が聴こえてきそうです。

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